『I am / Muah Muah』

 

 

 

2020年2月26日発売Hey!Say!JUMPとして通算26枚目となる両A面シングル『I am / Muah Muah』

Twitterに感想呟こうと思い打ち始めたら全然140字に収まらないし連投しすぎてアカウント凍結しそうだったのでこっちに置いとく。元々Twitterの下書きに入れてたものを繋げてるだけなので口調もテンションも不安定だけどご愛嬌です

 

 

I am

 

ブルーな曲だと思った。ブルーな気持ちとかのブルーではなく、曲を聴いた時に目前へ広がる色がブルーという意味で。ラピスラズリのミステリアスな青よりブルーサファイアのような透明感と力強さのある青。光りに透け水色から藍へと美しいグラデーションを織りなすようなイメージの曲

冬の朝みたいに彩度も明度も低い青の世界から、サビに向けどんどん光りが差し込み青が彩度を上げながら夜が明けていくそんなメロディだなぁと感じた

主演のドラマの主題歌なだけあって中島くんがフィーチャーされた曲だけど、細い糸が幾重にも絡まるような電子音が繊細かつ瑞々しさもあり凄く中島くんに合っていて好きだ

メンバーカラーが水色の中島くんだけど、容姿以上に纏う空気や内面的なものがとても水色というか寒色系だと思う。その青が爽やかさや上品さを表している時もあれば、完全燃焼した炎のような情熱を表してる時もある。この曲で感じた青は後者

 

自分でも何目線なんだと思うのだけど、中島くん本当に歌上手くなったよね。元々リズム感あるし上手だけど、この2年で語尾の切り方が凄く大人っぽくなったなぁと思う。新曲が披露される度、確実にレベルアップしていてワクワクする。愛だけがすべて-What do you want?-の特典ムービーで「自分はお洒落に歌えないから...」と言っていたのは自身の成長した未来を予知した盛大なフリかな?とさえ考えてしまう

 

「間違いを恐れて踏み出せないのは いつかの後悔に繋がるだろう」という歌詞がとても身に染みる

間違えたら、失敗したら恥ずかしいと回避したものが全て不正解とは言わないけど人生経験値がものをいうな〜と実感するので挑戦するチャンスは逃さず生きたいな...、ピンチはチャンスなんだMy friend...

 

Hey!Say!JUMP(今は)人数8人とユニゾンするにはわりと大所帯アイドルなんだけど、歌声が8層に重なるというより8つの糸を紡ぎ一つにしたような纏まりを生むので聴いててとても気持ちいいな〜とサビを聴き思う

 

八乙女くんの「生きてる感じがしたんだ」というパート、語尾の抜け方がナチュラルな色気を放っていて好きだ。ファンファーレ!のカップリング曲Summer Romanticの「だから  Can't stop」を初めて聴いた時、八乙女くんこんな歌い方が出来るんだ⁈と驚いたんだけど、あの色気に似てる

それまで八乙女くんの歌声は繊細さと無骨さが入り混じったラップだったり、力のこもったロックな歌い方(例:Endless Dreamの遥かな貴方を〜)のように男性的な歌唱で色気が出る人だなぁと思っていたのだが、最近はSummer RomanticやI amのソロパートみたいにしっとりとした艶を纏う色気も感じる

最近のJUMP内だと中島くんの歌唱力向上が目立つけどメンバー全員、一作ごとに歌唱力や表現力がどんどん増していっているのを改めて思い知った。もっと色んな歌声を聴きたい、そんなワクワクが溢れてしまう。最高だなHey!Say!JUMP...

 

「他の誰の物でもない」という伊野尾くんのパート。伊野尾くんはキャッチャーでポップな声質をしているのでアイドルらしいキュートな曲がよく似合うけど、時折胸をギリッと掴むような切なさを滲ませる歌い方をする。このパートもそう、私が伊野尾くんの歌声で切なさを感じる時は母音の「ァ」がしゃくるような一瞬裏返るヒーカップの歌い方をしている時なんだけどここで言う「なァい」の部分。縋るような、眉を寄せる表情が浮かぶ歌声が胸を打った

 

 

 

 

Muah Muah

 

ファンファーレ!・パレードが始まる・パレードは終わらないに続き辻村有記さん&伊藤賢さんの作詞作曲タッグ曲

上記3曲もそうだけど、このお二人の作る曲はまるで物語りを読んでるようなメロディを奏でている。歌詞ではなくメロディで起承転結を感じる、1節ずつページをめくりストーリーを読み進めているような、そんな気持ちになる曲だと思う

4曲とも明るく、かわいく、キラキラと星が舞うような曲なのにギュッと胸を締め付ける切なさがある。生と終わりの両方を感じるような、輝きは瞬間的であるからこそ その一瞬を大切にしているような美しさ。カルペ・ディエムをメロディで表すならこんな感じ

 

JUMPでフェイクといえばガチッときめてメロディに厚みを持たせたり外側から曲を固めるようなイメージのものが多かったけど、有岡くんのフェイクは逆に抜け感があって新鮮だった。軽やかで柔らかく曲の世界を広げるような声、これは有岡くんだから表現できるものだなぁ〜!と大好き。有岡くんのホットミルクみたいな甘くて優しい笑顔が浮かんで思わず頬が緩んでしまう

有岡くんの歌声ってCharaみたいな、なんというか細かな粒子となって心に染み込んでいくようなスモーキーボイスだなと思う

 

歌声を表現する比喩というのは星の数ほどあって、聴く人の数だけ歌声から連想する景色というのは存在するけど、私が有岡くんの歌声を聴いた時に浮かぶ景色は"木漏れ日と霧に包まれた森"だ

優しく心へ馴染む癒しの香りがするのに、気を抜けば森の奥深くへ迷い込んでしまいそうな騒つきがある。幻想的で中毒性が高い、そんな気持ちを抱く歌声だと思う

個人的な解釈だけど、そういったイメージの音楽といえば北欧音楽を思い浮かべる。勿論"北欧音楽"と一言で言ってもジャンルは多岐に渡り力強いロックやメタルなんかも存在しているわけなので対象が広すぎるのだがイメージとしてはポストロック・アンビエントシューゲイザー辺りの音楽

ファンファーレ!が発売された時、辻村さんの過去のインタビュー記事を読んでいたら「北欧音楽は彼のルーツミュージックの一つ」と書かれており「だから、彼の作る音楽と有岡くんの歌声は親和性が高いのか」と妙に納得した(前述したように北欧音楽といっても様々なものがあるし、具体的なアーティスト名などは書かれていなかったので私の想像している北欧音楽のイメージと辻村さんのルーツとなった北欧音楽のジャンルが一致している可能性は極めて低いのだけど)

ジャニーズというか女性人気の高い男性アイドルソングは音楽オタクタイプからすると手を出しにくいジャンルだけど、その層に刺さる歌声ってJUMPなら有岡くん・岡本くんかなぁと思っているのでもっと世間に見つかってほしい

 

Muah Muahの話に戻る

 

Cメロ(あそこCメロで合ってる?)知念くんの「君は美しいんだ」がとても印象的だった

何食わぬ顔で「生まれてから可愛いと言われなかった年は無い」「ファンに可愛いって言ってもらってるんじゃない、可愛いと言わせてあげてるの」と発言しても嫌味がないくらい自他共に認める可愛いの権化知念くんだけど、歌声は凛とした大人の強さを感じる

White Loveの「最初で最後の恋を始めようよlady」

Lucky-Unluckyの「(思い通りに)いかないから楽しい」

そしてMuah Muahの「君は美しいんだ」

この3つは気取ってないのに凛とした品があって聴くたびに思わず背筋を伸びる。知念くんの歌声が持つ色は和の気品だと思う、派手な装飾ではなく静かで研ぎ澄まされたような美しさ。これは知念くんのダンスやふとした時の表情に対しても同じような品を感じるので、やはり人となりが声に現れるのだろうか...

 

それとラスト山田くんの「Muah Muah…」はコンサートで聴くたび(エ、エース歌うめ〜〜〜!!)と新鮮に驚いてしまった。甘くて触れたら体温で溶けてしまいそうな歌声、本当に容姿から声帯から全てにおいて原材料マカロン・イチゴ・ホイップクリームみたいなアイドルだと思う。キミが少女漫画の王子様だ、THIS IS THE PRINCE OF SHOJO MANGA〜♪(テニミュ)

 

 

 

クランメリア

 

初見(聴)時、思わず「ジャ、ジャニーズだ〜!!」と感動してしまった。これ絶対オタクは好きだしJUMP自身も好きそうだしもう全人類好きなのでは?地球国の国歌にしよ

 

"ジャニーズっぽい曲"というのは人によって解釈が違うと思うのだけど、私のイメージは

①力みすぎず軽快なドライブミュージック(00年前後のジャニっぽさ)

②ギラギラしたかっこいいメロディと不思議な歌詞の曲

③ショーっぽさを感じる曲

④少し大人な音楽ジャンルをキャッチーにした曲

⑤トンチキ系コミックソング

辺りの楽曲を聴くとジャニーズっぽいなぁと感じる。Chau#やワイワイトゥナイみたいな可愛い曲はジャニーズというよりThe・アイドルっというイメージ

個人的にジャニーズに対する「ジャニーズっぽい」って最上級の褒め言葉だと思っているんだけど当人たちは「ジャニーズっぽくない」の方が嬉しいのだろうか...、自社ブランドのイメージを周知させるって一朝一夕では出来ない事だから事務所の歴史と功績を感じてかっこいいなと思う。しかもジャニーズの場合それが恒常化したマンネリズム的なものではなく時代に沿って様々なジャンルを開拓しながらも根の部分に"ジャニーズらしさ"をしっかりと存在させている、それって凄く難しいことだ。なので私はこれからも「ジャニーズっぽい」を称賛の言葉として使っていきたい

 

話が逸れた

 

クランメリアは上記の③と④に当てはまる

この一曲を聴き終わった後「曲を一つ聴いた」と言うより「一つのショーを見終わった」と感じた。良い意味でカロリーを消費する曲

 

一節一節全てが華やか。どこを切り取ってもスポットライトに照らされたステージのように煌びやかで彩度が高い

それでいてメロ部分とサビのメリハリはしっかりしている。Muah Muahの作詞作曲をされた辻村さん伊藤さんの二人が作る曲を「物語りを読んでいるような起承転結を感じるメロディ」と書いたけど、クランメリアはショーを見ている時のような起承転結を感じた

 

高校時代に椎名林檎のリモートコントローラーを何度も聴いていた。サビに入った瞬間、まるでダムが放流されたかのようにメロディが流れ込んできて脳が音で溺れるような感覚が大好きだった。あの感覚を思い出すような曲だ

 

ジャズ調の曲だとやっぱり山田くん髙木くん薮くんの3人は声質がガッチリハマる。粘度が高い、とろみの有る声と少ししゃくりの混じるような歌声がビッグバンドに似合うな〜と思った

 

曲の冒頭に「枯れた指先で紅い果実をなぞる 朽ち果てる程」という山田くんのパートがある。山田くんの歌が上手なことは言うまでもなく知っていたし、グループのエースという肩書を背負うだけあってソロパートも多いので様々な歌声を今まで聴いてきたわけだけど、ここに来てまた新たな山田涼介の歌声に出会い感動した

山田くんの歌い方って絶対的なボーカル感というか声質も歌唱法も華やかだから歌声+バックのメロディという分離があるイメージだった。メロディがスポンジなら山田くんの歌声は生クリームであり二つの別々の物質が層となり曲が完成するような感じ

しかしこのパート、特に「朽ち果てる程」はまるで楽器を奏でているかのような歌い方だ。バックのメロディと見事に溶け合っている、今まで彼の歌い方でそういった感想を抱いたことが無かったのですごく新鮮だった。チェリーを漬け込んだウイスキーみたいに甘く濃厚な大人の香りがする歌声

 

「愛でるように」の髙木くんはもうパブリックイメージの髙木雄也すぎて静かに拍手を送ってしまう。以前もどこかで言った気がするけど私は髙木くんのことジャニーズ界の峰不二子だと思っている節がありまして、発声の最初に小さくnが入るような髙木くんの歌い方が大好き

JUMPのセクシー番長髙木くんの色気は弾力を感じるタイプの色気だと思う。硬さや鋭さより柔らかくミステリアスで生々しさのある魅力、容姿も声もそういった色気を持ってる。流石自分のファンを人妻というアイドルだ...

 

髙木くんがパブリックイメージど真ん中で魅せた次の瞬間、パブリックイメージから離れた魅力を放っていたのが知念くんの「離さないで」だった

私はジャニーズ楽曲の中に当時する決め台詞を聴くたび未だにウフフと微笑んでしまうくらい曲中台詞文化があまりハマってない人間なんだけど、この「離さないで」は思わず息を呑んだ

 

知念くんの曲中台詞と言えばRock U Baby!の「わかんだろBaby?」のイメージが個人的に強いのだけど「わかんだろBaby?」は不安を強めの語気で隠しているかのような若々しさを感じていた。対してクランメリアの「離さないで」は縋るような言葉であるのに「離さないで」に対する返答はYes以外用意させないような悪い大人の余裕を感じた。国民の孫知念ちゃんに一体何があったんだ...

「わかんだろBaby?」知念くん VS 「離さないで」知念くんで戦わせたら絶対「離さないで」知念くんが秒殺しそう、賭けてもいい。なんかもうそのくらい戦闘力がカンストしてる囁き

知念くんの台詞にこんなこと言うのは気が引けるけど、凄く生々しい色気がある。一夜を共にし、まだ日が昇りきらない翌朝の第一声みたいな色気だ

 

「仄暗い痛み〜」の事を書こうと思ったのだが、これ伊野尾くんで合ってる?間違ってたら恥ずかしいので一旦保留にしておきます

というかこの曲、岡本くんのハスキーな歌声にとても似合うと思うのだけどいつか再録しないかな...と夢見ている

 

 

 

 

ときめきは嘘じゃない

 

このHey! Say! VOCALOID JUMPのソフト買わせてほしい

眠りに落ちる前の夢と現実の狭間のような心地よさに包まれる曲。光りの中で分泌されるメラトニンって感じ、凄く中毒性がある

公式サイトの説明で「エレクトロダンスナンバー」と記されているけどコンサートのセトリ入りするのだろうか、もしセトリ入りしないのなら開演前の会場で流していてほしい。淡々としたリズムと歌声の非現実感とエレクトロなメロディが脳内でエンドルフィンを量産していく「これからすごく楽しいものが待っている」と緊張と期待で胸を躍らせているあのドキドキを更に加速させていくような、ハッピーな時間への助走というか幸福導入剤ソングだと思う

合法ドラッグみたいな魅力があるのでトリップしたい時(出勤前)に聴いてる

 

この曲のJUMPは少しでも目を離したら二度と会えなくなってしまうんじゃないかっていう儚さがある。明るいメロディなのにソワソワと切なさを感じてしまう、その切なさが気持ちのいいメロディに繋がっているのかもしれない。私は人の持つ感情の中で"切ない"というものが一番美しいと思っているので、娯楽としての切なさが大層好きだ。儚く切なく美しいものに弱い、それがさりげないアプローチであればあるほどいい ときめきは嘘じゃないはまさにその美しさがある曲だと思った

 

 

 

さて、薮くんの話をする

 

◇I am 「近付けば離れていくんだ」

薮くんの歌声はブレがなく強い根を張ったような安定感がある、両足がしっかりと地につき真っ直ぐ前を見据えているような歌声は人数も多く個性豊かな声質で作り上げられるJUMPの曲の土台を担っているようなイメージを持ってる(薮くんのファンとして贔屓目入っている自覚はあるので異論は認めます)

暗闇に差し込んだ目を細めるような光りで輪郭のぼやけた景色から、薮くんの歌声でフォーカスが一気に定まるような気がした。薮くんの生み出す空気振動で視界がクリアになるようなそんなパート

 

◇I am 「『誰か』が僕を作っている」

このパート、すごく「役者だなぁ」と思った

薮くんは歌声で表情を魅せる力に長けていると思う、視線を落とし密度の高いすだれ睫毛が影を落とす表情がまざまざと脳裏へ浮かぶ。感情を込めるというより、感情をそのまま音にしたような歌声

 

◇Muah Muah「素敵な言葉も頭の中でグルグル回ってる」

このパートに薮くんの歌声、説得力すごくない?薮くんの脳内文字数めちゃくちゃ多そう

 

◇Muah Muah「染まりゆく世界に身を任せた」

このパートの語尾「たぁ...」の部分、初めて聴いた薮くんの歌声だと思った。私は音楽を勉強していたわけではないし楽譜も読めない絶対音感もない人間なので上手く表せないのだけど、今までの歌い方だともう少しだけ上のトーンで歌っていたイメージがあった。歌声にグラデーションをかけてメロディに溶かすような語尾がすごく綺麗。柔らかく大人っぽい、可愛い曲でも可愛さだけではない かと言って背伸びしすぎないナチュラルな大人の色気がある歌声で素敵だ...。私もこの声帯で歌いたい

 

◇Muah Muah フェイク

「ほら〜〜〜〜〜!!!またそうやって歌声で世界に星を降らす!!!!!好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」しか言えない、好き

どうかこれからもフェイク要員として存在し続けてほしい、私の心を照らす星が輝き続けるように...。お願い致します

 

◇クランメリア「抱きしめてよ さあ」

ビッグバンドのジャズメロディと薮くんの歌声の親和性は大気圏突破するレベルの高さを誇るな...。薮くんの歌声はジャズクラブのステージみたいな色味が凄く似合うよね、赤みを帯びた電球色のライトに照らされ高貴さを増すタイプの歌声

「さあ」の「あ」この一瞬しゃくりの入る歌い方も薮くんならきっと涼しい顔して難なくこなすのだろうなという信頼がある。「あ」の一音だけでも音が平坦ではなく↑→↑と表情がついてる、元々高音の出せる人だけどここ最近高音に力強さとしっかりとした芯を感じる。10年ぶりの主演ミュージカル ハルで得た喉なのか、それより前からじわじわと進化していたものなのか私にはわからないけど表現力により一層磨きがかかっていて、新たな歌声を聞く度に「過去最高の歌声」を更新してくるの本当に凄い。ボジョレーヌーボーじゃん

 

◇クランメリア「錆びた理想に感覚に心臓〜」

City Wanderの可愛いラップはどこに行ったの⁈と驚いてしまった。いやCity Wanderも好きなのよ、好きなんだけどあれって少し可愛いじゃん?でもこのパートは間違っても「可愛い」ではないじゃん、可愛いとか言ったら不敬罪で捕まりそう

薮くんってバックの音へ丁寧に歌声を乗せるような歌い方をするので、こういうメロディアスなラップはハマるんだろうな...。また知らない薮くんの歌声に出会ってしまった、世界がまた輝きを増したよ...

気怠げで色気を含んだ声からラストのエッジボイスに繋がる流れの美しさ、デビューから13年の月日が経ち瑞々しさを残しながら大人の色香も滲ませていくHey!Say!JUMPの未来を感じた

背筋が伸びるようなワンピースに袖を通し、ピンヒールを履き、ウイスキーロックを手に聴きたい歌声

 

今年コンサートがあるならクランメリアはセトリ入りしそうだなと思うのだが、このエッジボイスを生で聴いたら色気の供給過多でえずいてしまいそう。Jr時代のエンジェルボイス期しか知らないジャニオタさんに是非聴いてほしい、あの世界一かわいい黒豆みたいだった薮くんがこんな成長を遂げたんですよって言って回りたい。ジャニーさんにも聴かせたいから前澤社長は私を宇宙に連れてってほしい、そんなことを考えていた

 

元々グループ内でもジャニオタの認知としても歌唱メンポジションの薮くんだけど、ここ最近歌声が以前にも増して魅力的になっていてどこまで高みへ登っていくのだろうかとワクワクすると同時に薮くんの歌声がもっと多くの人の耳へ届いてほしいという願いも大きくなる。Muah Muahの歌詞で「キミの魅力は僕が独り占めにしたいんだ」とあるが、私は「見て!!!!これが私の好きなものです!!!!みんなも私の好きなものを愛して!!!!!!!」タイプなので好きなものや人が大衆に愛されていればいるほど嬉しい、抱えきれない程に愛を受けてほしい

 

 

 

未知のウイルスとか東京オリンピックがどうなるかとか そもそもエンタメに限らず経済大丈夫か?とか不安はたくさんあるけれど、Hey!Say!JUMPは2020年も眩しいほどの幸せを運んでくれるんじゃないかなって思えるような素敵なシングルでした